Figmaで版組してみた話
2019年2月9日
このまえ創刊した雑誌の組版、デザインをFigmaでやってみたので感想をまとめようと思います。
まだ在庫あるので皆さん買ってください。あと感想お待ちしてます。
read_your_document.JS vol.1 - 犬テトラ+ 出版社 - BOOTH
_隔月発行のJavaScript専門誌「read_your_document.JS」創刊号。 @takanoripe @better_than_i_w @erukiti などJS大好きな人たちが書いてます。…_inutetraplus.booth.pm
なんでFigmaだったの?
Figmaを使った理由は次の3つです。
- ファイルの共有を簡単に行いたかったから
- 誰でも編集できるようにしたかったから
- PDFで書き出しをしたかったから
良かったこと
上記の3つは良かったことですね。
URLを共有すれば誰でもファイルを閲覧できるし、アートボードを指定して共有もできるので、表紙のデザインとか本文の構成とかを見てもらうときに便利でした。
あと共有したファイルは常に最新なのでバージョン管理とかに悩まなくて良かったです。
やっぱFigmaは最強のcollaborationツールだな!って感じです。
機能的にも十分で、とくに大きな問題はありませんでした。
使いまわせそうなレイアウトはコンポーネントとして登録するとめちゃ便利でした。
不便なとこ
逆に不便だなーと思ったのは次のようなことでした。
- 縦書きができない、やりにくい
- 単位がPixelだけなので、mm単位の操作がやりにくい
- 書き出されたPDFのデータを印刷すると、なぜか印刷されない部分があった
今回は縦書きの部分はなかったのですが、今後やりたくなったときに困りそうだなーと思いました。
mm単位で考えるのは正直とてもめんどくさかったので、ふつうにピクセル単位でデザインしました。
今回1番困ったのは3つ目のやつで、これはFigmaの書き出したPDFに問題があるのか、僕のPCがいけないのか、それともプリンタの問題かよくわからなかったので、解決を諦めました。
次も同じようなことがあったらちゃんと検証したいです。
感想
PDF書き出しがサポートされたことでDTPデザインもある程度いけるやん!って感じでした。
(入稿ファイルの形式でPDFがサポートされていれば、ですが…)
今回はキンコーズで印刷したのでPDFで特に問題ありませんでした。
今後も使い続けていこうかなって思ってます。