人類みな中国茶を飲め
みんなコーヒーばっかり飲んでてさみしいので、中国茶の良さを解説する
TL;DR
- 烏龍茶だけが中国茶ではない、様々な種類のお茶があり入れ方で味も変わる
- 日本のお茶もヨーロッパの紅茶も中国から伝わったものが形を変えたもの
- 中国茶の魅力は「香り」「種類の多さ」「茶器」「健康的」「入れ方」
- 横浜中華街にある悟空という中国茶専門店に行きなさい
- おすすめ茶葉は白桃烏龍茶、黄金桂、白芽奇蘭
「中国茶って烏龍茶でしょ?」
否、烏龍茶だけが中国茶ではない。中国茶には大きく分けると、緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶の6種類のお茶がある。これらは茶葉の発酵の度合いで色が変わることに由来していて、紅茶が一番発酵が進んだお茶である。黒茶は発酵させた茶葉に微生物を付着させさらに深く発酵させたお茶だ。また最近は花茶という茶葉に花の香りを吸着させたお茶も定番化している。有名どころだと烏龍茶は青茶、ジャスミン茶は花茶、プーアール茶は黒茶に分類される。この大きな分類の中でさらに茶葉の産地や品種の違いなどでより細かく分類される。
よく誤解されているが、中国で一番飲まれているのは青茶(烏龍茶)ではなく緑茶だ。中国の緑茶は日本の緑茶と製法が違うため、同じ緑茶でも風味や香りが違う。(緑茶は不発酵茶なので加熱して発酵を止める必要がある。日本では茶葉を蒸して発酵を止めているが、中国では茶葉を煎る製法で作られている。)中国の緑茶は一般的な日本の緑茶と比べてとても香りが良いのが特徴だ。中国ではお茶の香りがとても重要視されるため、それが強く反映された風味になっている。中国茶と日本茶やヨーロッパの紅茶などを飲み比べてみるのも面白いかも。
中国茶についてより詳しく知りたい人は中国茶専門店 悟空 のウェブサイトを見てくれたまえ。
ここまででざっくり中国茶のことがわかってもらえたんじゃないかと思う。もう中国茶は烏龍茶しかないみたいなこと言わないでね。
中国茶の魅力
僕が思う中国茶の魅力はこんな感じ。
- 香りが良い
- 茶葉の種類が豊富
- 茶器がかわいい
- 健康的
中国茶は香りが良い。聞香杯という香りを楽しむためだけの杯もある。中国茶は日本茶や紅茶より茶葉ごとの香りや味の違いを感じやすい(個人談)ので、飽きが来にくいと思う。
また、中国茶はとても健康に良い(とされている)。中国茶は生薬や漢方の側面もあるということだ。例えば、烏龍茶にはリラグゼーション・ダイエット・消化促進・利尿作用などの効果があるとされている。
中国茶の始め方
中国茶の店に行く
まず一番最初は、とりあえず茶葉を売ってるお店に行くことをおすすめする。お店の人にいろいろ聞いてみるのもあり。僕のおすすめのお店は横浜中華街にある悟空という中国茶専門店。いい感じに入りやすいし茶葉や茶器の種類もいい感じ。悟空茶荘というカフェもあるので、そこで飲んだお茶の茶葉を買って帰るのも良さそう。原宿にも遊茶という中国茶専門店がある。そっちはちょっと綺麗目な感じ。
https://www.goku-teahouse.com/
とりあえず茶葉を買ってみる
気になった茶葉を買ってみる。僕が好きな茶葉は白桃烏龍茶、黄金桂、白芽奇蘭。ティーバッグも売ってるので最初はそういうのを買ってみるものあり。
茶器を揃えてみる
最初は茶器を買わなくても良いと思うが、茶器を買ったほうが雰囲気が出るし気に入ったデザインの茶器があるとテンション上がるよね。
中国茶の茶器は種類が多い。一気に揃えてもいいし、茶壺(小さい急須)や茶杯だけ買っても良い。中国茶の茶器は全体的に小さいのでかわいいデザインの物が多い気がする。
入れ方は様々あるが、そんなに難しくない。コーヒーより簡単。
さいごに
みんな中国茶を飲もう。中国茶談義しよう。