takanorip blog

僕が積読をする理由2023

2023年12月19日

積読 Advent Calendar 2023 19日目の記事です。

僕はめちゃくちゃ積読する。本を読む方ではあると思うが、読書スピードより積読スピードの方が速い。僕が積読をする理由は3つある。

1つ目は所有欲を満たすため。僕は「本」というものが好きなので、本を所有したい欲求が強い。本を所有することは素晴らしい。本は知識や経験の塊であり、その存在自体がFine Artであり、文章の内容だけでなくレイアウトや装丁、印刷などArtの結晶なのだ。それがたかだか数千円で買えるわけなので買わない所有しない理由が見当たらない。

また本を所有しているということは知識を所有しているということにもなり、所有した時点で「読書」という行為の半分は完了しているとすら思う。積読であってもその本に何が書いてあるかはぼんやり知っているわけで、その知識が欲しくなったときにその本にアクセスすれば知識を得ることができる。読書とは本の中身を暗記することではなく、本という知識のエイリアスをコレクションする行為だと思う。

2つ目の理由は本を読了することにあまり価値を感じていないからだ。世の中には本を読み切ることが素晴らしいという風潮があるが、それは本当なんだろうか?そもそも本を最初から最後まで読む理由はなんだろう?一度読んだくらいでは中身なんて覚えられないし、途中から読み始めたって問題ないわけで、最初から最後まで読み切ることは読書という行為においてあまり重要ではない。なので本を読み切る前に本を買うことになり、結果として積読が発生する。

3つ目は買わないと本を書いてもらえないからという理由だ。これはみんな意外と意識していないが、けっこう重要だと思う。本は本を書く人がいなければ生み出されず、本を書いてもお金にならなければ皆本を書かなくなってしまう。またどんなに良い本でも売れなかれば絶版してしまい入手が困難になってしまう。ニッチなジャンルの本は特にそうだ。本を買うことはコミュニティを支えるということでもあるのだ。興味のある本をとりあえず買っておくことで、再度面白いだろう本が書かれる可能性をつなぐ。(この考えは僕が同人誌を書いているから持っているものなのかもしれない。みんなも技術同人誌を書こう。)

というわけで、積読は良いことなので今後もどんどん積読していこうと思う。

takanorip

digital design engineer. X: @takanoripe