takanorip blog

CFPを書く技術

2025年5月26日

TOC

これまで何回かCFP採択されて登壇したことあるので、どんな感じでCFP書いてるのか振り返る。

カンファレンスのテーマや客層に刺さる内容を考える

まずテーマとの整合性やターゲットとなる人物像に言及する。
審査委員をやったことはないが、採択の基準には「このトークがテーマに沿っているか」「このトークを聞きたい人がどれくらいいるか」が関わってくるはず。
なのでどんなテーマで開催されていてどんな人たちが参加しうるのかを考えながら、そこにハマるような内容を考える。

トークから得られるものを書く

1つ目に関連するが、CFPの最後で必ず「このトークを聞いた人がどんな成果を得られるのか」について言及する。
カンファレンス参加者は貴重な時間を割いて話を聞きに来るわけで、何も収穫がないトークではイベント満足度も下がる。
得られるものが明確に書いてあると審査側も選びやすくなるはず。

自分が話したいことを書く

ターゲットやテーマとの整合性とかを考えるは考えるが、最終的には自分が話したいことについて思いの丈を書く。
自分が興味ないテーマで30分は話せない。心の底から話したいことを書く。
カンファレンスで面白いと思えるトークはどれも話しての熱量が感じられるものだと思うので、CFPも熱量が感じられるように書く。

審査員へのラブレター

CFPは審査員への手紙なので、要点をわかりやすく、長すぎず短すぎずを見極めて書く。
人気のカンファレンスだと数百本のCFPを見ないといけないわけで、情報の過不足があると良い内容を書いていても選ばれにくくなる。
人間が読みやすい文章構成を考えて、過不足がないように練ること。

LLMは使うな

LLMは使うな。
アイデア出しで使うのは良いが提出する文章は自分で書くこと。
LLMの文章は目が滑る、読みにくい。LLMはまだ人間に読みやすい文章は書けない。
自分で書け。

いかがだったでしょうか?
みんなもCFPどんどん書いていこう。

takanorip

digital design engineer. X: @takanoripe